利用する温泉は内海温泉から供給を受け、館内で加温循環濾過方式となります
温泉分析表
1)源泉名:内海・山海温泉1号井戸
2)湧出地:南知多町大字内海字浦向54番地の1
3)泉 質:ナトリウム塩化物強塩泉(高張性弱アルカリ性低温泉)
4)源 泉:44.6度(気温21度)
5)成 分:
イ)陽イオン
リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオン、マグネシウムイオン
カルシウムイオン、ストロンチウムイオン、バリウムイオン、マンガンイオン、第一鉄イオン
ロ)陰イオン
フッ素イオン、塩素イオン、臭気イオン、ヨウ素イオン、硫酸イオン、炭酸水素イオン、炭酸イオン
ハ)遊離成分
非溶解成分
イタケイ酸、イタホウ酸
溶存ガス成分
遊離二酸化炭素
6)分析日:平成15年11月11日
7)住所:名古屋市北区辻町字流7番6号
8)分析者:愛知県衛生研究所長 宮崎 豊
禁忌症および適応
1)浴用の禁忌症
急性疾患(特に熱のあるばあい)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全
腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他の一般に病勢進行中の患者、妊娠中(特に初期と末期)
2)浴用の適応症
神経症、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うつみ、くじき
慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど
慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病
3)浴用の一般的注意事項
・温泉療養をはじめる場合は最初の数日の入浴回数を一日あたり一回程度とすること。その後は一日あたり2回ないし3回までとする
・温泉療養のための必要期間はおおむね2ないし3週間を適当とすること
・温泉療養開始後おおむね3日ないし1週間後に湯あたり(湯さわり又は浴場反応)があらわれることがある。「湯あたり」の間は入浴回数を減じ又は入浴を中止し、湯あたり症状の回復を待つこと
・以上のほか入浴には次の諸点について注意すること
ア)入浴時間は入浴温度によっても異なるが、はじめは3分ないし10分程度とし、慣れるにしたがって延長してもよい
イ)入浴中は運動浴の場合は別として一般には安静を守る
ウ)入浴後は身体に付着した温泉の成分を洗い流さない
(湯ただれを起こしやすい人は逆に浴後、真水で体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい)
エ)入浴後は湯冷めに注意して一定時間の安静を守る
オ)次の疾患については原則として高温浴(42度以上)を禁忌とする
高度の動脈硬化症、高血圧症、心臓病
カ)熱い温泉に急に入るとめまい等をおこすことがあるので十分注意する
キ)食後の直前・直後の入浴は避けることが望ましい
ク)飲酒しての入浴は特に注意する
4)適応症、禁忌症決定年月日
平成15年11月11日
5)決定者
愛知県